フリーのクンビアライブで感じた現地のクンビアへの愛と私のそれとの違い。

今後の動きを考えまくっている毎日です。

仕事は探せばあるのだろうけど、なんせ自信がなくてボランティアしようかと思っているけど、

やりたかったボランティアが6月なら空いてるよ!と返信が来たので5月をどうしようかと考え中。

ブエノスアイレスにいるべきなのか、動くべきなのか、たったひとつの決断を物凄く引っ張っています。

迷っている間は動くべきじゃないのかもしれないなぁ、と思いながらカフェでこれ書いています。

 

一方、相変わらずのクンビア生活は潤っています。この国に呼ばれてきたんだろうなぁって思えます。

先週クンビアバンドのフリーライブがあったので、ひとりで乗り込んできました。

なんだかいろいろ感じたので、少し書き残しておきます。

出演アーティストは他にもいたのですが、メインはDelio Valdezという大所帯のバンド。今回で2回目。

かっこいいですよーーーレコードも出ています。

 

アルゼンチン人の友人が「クンビアは元々貧困層や労働者階級が好んで聴いていたジャンルなんだよね、今はそんなことないけどね」と話してくれて、その知識が入ってから感じるものが変わって来ました。

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特にこの日は、バンドメンバーも衣装じゃなく恐らく私服。

簡易設営のステージにぎゅうぎゅうになりながら演奏していましたが、それを見ながら躍り、ビールを飲み、

大声で歌い煽る観客たち。

現地で現地の人たちと現地のクンビアバンドを観る。ぞくぞくしました。パワーが全然違う。

スラム街から這い上がってビッグバンドになった人、たくさんいます。

 

上手に説明ができないのですが、私本当に突然クンビアにハマってしまいその気持ちは何年も変わらずここまで来てしまって、注ぐ愛はそれなりに大きいかもしれませんが、やはり日本人で外国人である限りこの南米国に住む人たちが持つクンビアへの愛には近づけないだろうし、グルーヴも感じられないんだろうな、と思いました。

 

感じることを諦めたわけではないですが、簡単に語っちゃダメだなと思いました。

でも、もう何年前だろう・・7,8年前に心奪われたラテンの世界には今も裏切られないし、何なら魅了し続けられています。今更このラテン音楽への愛を止めるつもりもないし、この世界にどっぷり溺れている自分が恐らく好きなのでこのアルゼンチン生活で飽きる程に、こちらの音楽を浴びて浴びて浴びまくって全身に吸収させて、日本に持ち帰りたいと思っています。

 

クンビアやサルサのDJをする時、いつも思っていたのが、例えば100人お客さんがいて100人にわかってもらおうとは全然思っていなくて、ちょっとでも「なんかこれかっこいいな」「ようわからんけど楽しい」「イケてんな~」なんて感じてもらいたいと思っていました。自分が楽しくDJしながら。

その気持ちは今も変わっていないんですけど、ここからは次のステップとして同時にこの世界の魅力やパワーをも感じてもらえるように、そしてもっと現在進行中のクンビアを回したいと思っています。

今まで古いクンビアが好きすぎてこぞって回していましたが、その歴史があるからこその今、目の前でクンビアを演奏する人達がいるわけで、その歴史を引き継いで奏で続けている彼らにもっともっとリスペクトを持ってやっていきたいです。

 

ただのイチDJですが、帰国してもまだ活動させてもらえる場所があるのならば、その環境に感謝しつつもうちょっと頑張りたい。

何をってわけじゃないんだけど、よくよく考えてみれば前回も南米行きたすぎて仕事辞めて行ったし、今回も仕事辞めてここまで来てしまったので、この経験大事にしていくべきだと感じています。自己満ですよ勿論。でも自分の人生大事にしないとダメです。

 

何となく、一回帰国して少し時間が経てば南米パワー補給しにまた来るんやろうなぁなんて感じてます。

 

何か長くなっちゃった。

色んな南米国出身の人に囲まれて、一定の期間生活できることなんてこの先ないと思っているので、悩むことも多い毎日ですが、ここまで来てしまった自分の気持ちを大事に生きていきたいです。

しかし、移動を悩んでいると記事の冒頭で書いていましたが、何故かここ数日で友人の紹介だったりで日本人である私に興味を持ち、スペイン語の練習相手になってくれる人たちが増えてきていて、その優しさにまじで泣きそうです。まだここにいた方がいいのかもしれません。

 

あーいつも纏まりのない駄文にお付き合い頂きありがとうございます。

日本からたまにがんばれーって思ってもらえれば嬉しいです❤chao!