諦めきれない拘り

ちょっと嬉しい記録🙏めっちゃ長いですね、ご勘弁を。

 


今日はクラスでちょっとした筆記と口頭テストがありました。(1つのレベルを確かに修了する為です)

 


緊張するのはやはり口頭テスト。

口頭は先生と一対一。

特に順番決まってなかったけど、クラス9人中最後に。

筆記の用紙の最後に口頭テストのお題が記載されていました。

 


そこにはいくつかテーマがあり、その中から一つ選んで数分話すという課題。

例えば今までで一番頭に来た出来事や楽しかった事、恐怖を感じた事など。

 


私は、その中から「凄く感動(興奮)した瞬間」を目にした時にブエノスアイレスで初めてクンビアのライブに行った日のことを思い出したので、それを話そうと決めました。

 


担当の先生は私がクンビア好きな事をよく知ってて、学校に入学した頃にも一度受け持ってくれた楽しく優しい英語とドイツ語も話せる勿論アルゼンチン人の男性教員。

 


最後の私の番になり、私より若いみんなが頑張ってー!って声掛けてくれるあったかい雰囲気の教室を出て、先生のいる個室に入る。

 


あゆみ、気分どう?って聞かれたから、人前で話さないといけない時はやっぱり緊張してしまうって伝えると、アミーゴでしょ〜大丈夫、君はいいもの持ってるから、って言ってくれるそんな先生です。

 


選んだお題を伝え、話し始める。

 


そもそもなんでこんな遠い日本の裏側まで来たのか、音楽がどんな風に私を解放してくれるのか、クレイジーに愛しているクンビアを聴きたくて夜中に勇気を出して一人で乗り込んだイベントで、言葉が通じない現地の人たちとその音楽を分かち合えた感動を、やっぱり気持ちが入り過ぎて胸がギュッとなりながらも、話しました。

 


すると最後に先生が

「あゆみ、君の評価なんだと思う?めっちゃ悪い、悪い、普通、良い、とても良い、とてつもなく良い」

って聞いてきたから、うーん悪くはなかったから良いくらいかな、ってまぁ日本人らしくダサい答え方したら、

 


「他の皆も良かったけど、正直9人中で一番だよ、エクセレント!!!」って目の前でそう評価を書いてくれて泣きそうになりました。

 


優しくて楽しい先生やから、リップサービスかなぁ〜なんて思いながらも、この6ヶ月間聞き取れないし上手く話せないし、もうこれ以上伸びへんのやろうか、歳なんかなとか(何かのせいにしたかった)苦しんだ時期があったから、思わず嬉しさで涙が出そうになりました。

 


語学学習で、一番達成感を感じにくいのが、話す力の上達度なんですよね。だってキリもないし、完璧に話せることなんてないから。

 


数日前、クラスメイトの19歳のイタリア人の女の子が考えずにすらすらっとスペイン語話せるから、上手だよね〜って休み時間に声掛けたら、

 


「だってイタリア語とめちゃめちゃ似てるもん!正直そんなに難しくないんだよ、でも私は、何もかも違う日本人のあなたが話すスペイン語はちゃんとわかるよ!凄く感激しちゃう!」って言ってくれたこともあって、なんか、あぁ書いてて泣きそうだな。笑

 


で、今日の授業が終わって、午後レセプションで仕事してたら先生が帰り際に寄ってくれて、あゆみ、今日ほんとーに良かったよ、教師として凄く満足してるし、速く話す事が良いわけじゃない、君みたいに落ち着いて話せる方が結果相手にちゃんと伝わるんだよ、素晴らしい生徒だよ、また明日ね!ってわざわざ伝えに来てくれて、あぁ誇張してないんやなってことが分かり、またひとつ壁を越えられた気がしました。にしても、やっぱり先生優しいわ。心が。泣

 


昔から好きな事しか勉強出来ないタイプな割に自分には甘い人間やから、上達は遅い。なのに、好きな事に関してはプライドが許さなくて諦められず、何とか何とか時間をかけて続けてきたことのひとつが、確実に前進してるんやなって実感できた一日でした。

 


めちゃくちゃ難しい試験、資格の勉強とかでもない。

けれど、6年前にメキシコ、コロンビアから帰国した時に「何年後にまた南米へ行けるかわからないけど、想い続ければまた行ける日は来るはずだから勉強は続けよう」と、正直この6年ほぼ上達はしなかったけど、仕事やDJしながらスペイン語教室行ったり、スペイン語圏の人と話せる機会探したりしてきて、その長い道のりが今に繋がったんやな、と思うと、少し自分を褒めても良いのかなと思えました。

 


んで、良い事がある日は、他にも良い事あるもんなんよね。

 


学校のアクティビティで、こちらのポピュラーなお菓子(↓)を先生が作っててそれが結構な量やから残ってたみたいなんやけど、

 


昼レセプションの席に着いたらレセプションの同僚が

「あゆみの分のチョコトルタ持って来たから食べてね!」って取り分けて用意してくれてて、あ〜嬉しいなぁと思い食べ、

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その同僚が帰った後に、

私が既に食べた事を知らない他の同僚2人が「あゆみ、チョコトルタあの教室にあるから食べなよ〜!」

別の先生が「あ、レセプションから離れられないよね、チョコトルタ持って来てあげるね」

また別の先生が「チョコトルタ残ってるから、食べていいからね」

 


ってみんなして声掛けてくれて、笑っちゃったし、もう純粋に嬉しかった。

 


はぁ、自己満足記録にお付き合い頂きありがとうございました。

 


でも、どんな小さな事でも自分の感情の変化には気付きたいのと、忘れたくないのでまだまだ記録し続けます🤗よろしゅう。

 

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💃先週のクンビアパーティのオフィシャルに写り込むわたし。