導かれるままに日本の裏側へ

始まりは5年前。メキシコ・コロンビアに3ヶ月だけ行った。

あまりにも魅力的な旅を我ながらでき、これはまた南米に来ようと決心した。

帰国してから仕事も頑張りたく、プライベートでしているDJも楽しく気付いたら30歳目前。

次いくならもっと遠いところへ、そしたらアルゼンチン?なんて考えていたら

あまりにも未知なその国がいつしか目標に。

すると2017年に入り、まさかのアルゼンチンワーキングホリデーが出来たと。

 

え?お導き?

 

その頃、29。30になる年。ワーホリビザを使って飛ぶのであれば2018年の誕生日で31になる私は

まじでラストチャンスだった。

仕事しながら長期休暇で何度も中南米への旅を考えてみた。

しかし、当然のごとく遠すぎやねんな!

メキシコにもう一度行きたい気持ちもあったが、冒頭のようにもっと遠いところ、知らない土地に

興味があった私は長期休暇はアジアいったりヨーロッパいったり浮気してた。

加え、南米文化に惹かれすぎている私は恐らく1週間程度の旅行では満足できないこともわかっていた。

 

やっぱり辞めるしかないのか、仕事。

仕事は当たり前だけど辛いこともあるが、好きだった。

楽しい人しかいない音楽界隈から一時的に離れるのも辛い。

でも自問自答してみた。

 

今の生活を続け来年32歳になり、何となく今と変わらない生活をする自分。

 

ちゃうやろ。

となり、退職を決め、滑り込みセーーーフで(まじでギリギリ)ビザ取得。

20代特有の勢いは減っていく。仕事は嫌いじゃない、DJも相変わらず楽しい。それによる人脈の広がりも素晴らしく居心地のよいコミュニティが増えていた。

無理にでも自分を奮い立たせないとこの環境から抜け出すことは容易じゃなかった。

 

でも「あー最後挑戦したらよかったかな」とやらなかったときの

後悔しているダサい自分もまた容易に想像が出来た。

お金は自分の頑張り次第で稼ぎは変わる、使い方も変えられる、無限。

でも時間はみんな平等でしょ、そして有限。

 

ならば時間をとるしかない、アルゼンチン生活やってみます。